2021年7月
EI-2106

2021年カンヌ国際映画祭のラインナップにKODAKフィルムで撮影された19本の新作が登場

米国ニューヨーク州ロチェスター

2021年7月3日(土)発:

 

コダックの映画エンタテインメント部門は、2021年カンヌ国際映画祭において、パルムドールの受賞を目指す8作品を含む19作品がフィルムで撮影された作品であることを発表しました。フィルムで撮影された作品は、オフィシャルセレクション、ある視点、批評家週間、監督週間等の各部門で上映されます。

ウェス・アンダーソン、ショーン・ペン、ミア・ハンセン=ラブ、ジュホ・クオスマネン、アピチャッポン・ウィーラセタクン、イルディコー・エニディ、ヨアヒム・トリアー、ショーン・ベイカーらの監督たちがコダックフィルムで撮影した作品は、本映画祭でコンペ部門に出品されています。

特にスーパー16の復活が顕著で、10作品がその独特のルック(映像の見た目)を取り入れるために撮影メディアとして選択しています。中でもショーン・ペン監督と撮影監督ダニー・モダーの「フラッグ・デイ」と、ショーン・ベイカー監督と撮影監督ドリュー・ダニエルズの「レッド・ロケット」は、両作品ともコンペ部門に出品しています。

「フィルムには他のメディアでは真似できない特徴があります。私たちの心が物事を捉えるのに似たような寛大さが本当にあると思います。この物語は、1970年代と少しだけ1980年代を舞台にしています」と『Flag Day』(監督:ショーン・ペン)のダニー・モダー撮影監督は述べています。「ショーンが最初に要求したのは、フィルムでなければならないということでしたが、皆がそれに同意してくれました。16mmを選んだのは、紛れもなくフィルムルックであるという点で、さらに良かったと思います。ショーンから渡された参考資料の多くは、まさにフィルムのようなルックと深い黒を持つものでしたから。またショーンは、私がDIテントに閉じ込められることも望んでいませんでした。プレイバックもしませんでした。撮影現場で映画を作るという古典的なシステムに回帰していました。現場ではモニターへのアクセスも制限されていましたが、そのおかげで私たちは信念を持って前に進むことができました。そのおかげで、クリエイティブで効率的なワークスペースが確立できました」

近年、本映画祭に出品されたフィルム撮影作品は、2016年に9作品、2017年に10作品、2018年に13作品、そして2019年には過去最高の17作品と、着実にノミネート数や評価が上がっています。

コダックの映画エンタテインメント部門のプレジデントであるスティーブ・ベラミーは次のように述べています。「コダックを代表して、2021年のカンヌ映画祭での上映やコンペティションに作品が選ばれたすべての映画アーティストの皆さん、おめでとうございます。フィルムで撮影された作品の評価が不釣り合いと思えるほど高まっているのは単なる偶然ではありません。フィルムには、最高に魅力的な美的センスと比類のない品質があります。カンヌでは、フィルムで撮影された作品が数多く出品されていますが、これは、フィルムというメディアの継続的な勢いを示しています。今年のカンヌで評価されたアーティストの方々には、フィルム独特の価値を理解していただけたことに感謝したいと思います。フィルムで創作し、存分に他との差別化を図ってください!」

2021年 カンヌ国際映画祭のフィルム撮影作品

 

<コンペティション部門>

「A FELESÉGEM TÖRTÉNETE (THE STORY OF MY WIFE)」

 イルディコー・エニェディ監督(ハンガリー) - 35mm

 

「BERGMAN ISLAND」

 ミア・ハンセン=ラブ監督(フランス) - 35mm

 

「FLAG DAY」

 ショーン・ペン監督(アメリカ) - 16mm

 

「HYTTI NO 6 (COMPARTMENT NO 6)」

 ユホ・クオスマネン監督(フィンランド) - 35mm

 

「THE WORST PERSON IN THE WORLD」

 ヨアキム・トリアー監督(ノルウェー) - 35mm

 

「MEMORIA」

 アピチャッポン・ウィーラセタクン監督(タイ) - 35mm

 

「RED ROCKET」

 ショーン・ベイカー監督(アメリカ) - 16mm

 

「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」

 ウェス・アンダーソン監督(アメリカ) - 35mm 白黒・カラー

<ある視点部門>

「BLUE BAYOU」

 ジャスティン・チョン監督(アメリカ) - 16mm

 

「MES FRERES ET MOI」

 ヨハン・マンカ監督(フランス) - 16mm

<批評家週間―短編部門>

 

「INHERENT」

 ニコライ・G・H・ヨハンセン監督(デンマーク) - 16mm

 

「SAFE」

 イアン・バーリング監督(アメリカ) - 35mm

<監督週間 ― 長編部門>

 

「A CHIARA」

 ジョナス・カルピニャーノ監督 - 16mm & 35mm

 

「DIÁRIOS DE OTSOGA (Journal de Tûoa, The Tsugua Diaries)」

 ミゲル・ゴメス監督/モーリーン・ファゼンデイロ監督 - 16mm

 

「FUTURA」

 ピエトロ・マルチェッロ監督/フランチェスコ・ムンズィ監督/アリーチェ・ロルバケル監督 - 16mm

 

「THE SOUVENIR」

 ジョアンナ・ホッグ監督 – 16mm

 

「THE SOUVENIR PART II」

 ジョアンナ・ホッグ監督 – 16mm & 35mm

<監督週間 ― 短編部門>

 

「THE PARENTS’ ROOM (La Chambre des parents)」

 ディエゴ・マルコン監督 - 35mm

 

「TRAIN AGAIN」

 ペーター・チャーカスキー監督 - 35mm 白黒

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