米国ロサンゼルス

2025年3月3日発：

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米国現地時間3月2日にロサンゼルスで開催された第97回アカデミー賞授賞式は、フィルムメディアにとって素晴らしい夜となりました。23部門のうち、10部門の最優秀賞がコダックフィルムで撮影された作品に贈られました。

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作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、主演女優賞（マイキー・マディソン）を受賞したショーン・ベイカー監督の『ANORA アノーラ』は、撮影監督のドリュー・ダニエルズによって35mmで撮影されました。

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撮影賞（ロル・クローリー）、主演男優賞（エイドリアン・ブロディ）、作曲賞（ダニエル・ブランバーグ）を含む3部門を受賞したブラディ・コーベット監督の『ブルータリスト』は、35mmビスタビジョン、35mm、16mmなど複数のフィルムフォーマットで撮影されました。

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ウォルター・サレス監督、アドリアン・テイジド撮影監督による『アイム・スティル・ヒア』は、35mmとスーパー8フィルムで撮影されました。

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短編実写映画賞で最優秀賞を獲得した『I'm Not a Robot（原題）』の製作者たちも、35mmフィルムを撮影メディアとして選びました。

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イーストマン・コダック社のモーションピクチャー部門責任者、ヴァネッサ・ベンデッティは次のように述べています。

「毎年、賞レースの最前線にフィルム撮影作品が並ぶのは決して偶然ではありません。フィルムを選択する映像作家たちは特にこだわりが強く、創造的で果敢です。そしてコダックは、ショーン・ベイカー監督をはじめとする『Anora アノーラ』、『ブルータリスト』、『アイム・スティル・ヒア』、『I'm Not a Robot（原題）』の製作者たちに感激しています。なぜなら、これらの作品はいずれも1,000万ドル以下で製作されており、フィルム撮影がどんな予算レベルでも成功できるということを証明しているからです。フィルムで撮影された作品は際立っており、フィルムの比類のないビジュアルと、そのメディアが要求する映画制作の規律と卓越性から恩恵を受けています」

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なお、同アカデミー賞でノミネートされた『ノスフェラトゥ』、『Maria（原題）』、『SING SING シンシン』、『A Different Man（原題）』もコダックフィルムで撮影された作品です。

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【コダックについて】
コダック（NYSE: KODK）は、商業印刷ならびに先端材料、化学薬品分野に特化した世界的な大手メーカーです。130年以上におよぶ研究開発で79,000の特許を取得しており、世界が見たり創造したりするものを強化するテクノロジーとサイエンスの力を信じています。当社の革新的で受賞歴のある製品は、お客様第一のアプローチとの融合により、世界中の商業印刷会社のパートナーとして選ばれています。コダックは、持続可能な印刷ソリューションの開発において業界をリードするなど、環境への配慮に取り組んでいます。コダックの詳細については、Kodak.comにアクセスしてください。

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