2013年 6月 20日 VOL.020
『マン・オブ・スティール』全米で大ヒットスタート!
クリストファー・ノーラン氏が製作を務め、ザック・スナイダー監督が新たなるスーパーマンを描いた『マン・オブ・スティール』が先週末14日に全米公開され、6月に公開された歴代作品の全米オープニング週末興行収入記録を塗り替え話題を集めています。
『マン・オブ・スティール』で少年のクラーク・ケントは、自分が地球外の存在であり、特殊な力を持つことを知ります。そして、自分がどこから何の目的で地球にたどり着いたのかを探し求める旅に出ます。しかし、滅亡の危機に襲われる人類を救い、希望のシンボルとなるべく、彼の中に眠るヒーローが目覚める時が訪れます。この新しいスーパーマンを、『インモータルズ -神々の戦い-』で主演したヘンリー・カビルが演じています。
ヘンリー・カビル演じるスーパーマン
Photo: Warner Bros. Pictures' and Legendary Pictures' action adventure "MAN OF STEEL," a Warner Bros. Pictures release. Photo by Clay Enos
忠実かつ現代的なルックを持つスーパーマンに
スナイダー監督は、『300』、『ウォッチメン』、『エンジェル ウォーズ』等で知られるアクション監督の名手。一方、『マン・オブ・スティール』でタッグを組んだ撮影監督のアミール・モクリ氏は、『コヨーテ・アグリー』、『ワイルド・スピード MAX』、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』他多数の大作を手掛けており、インディペンデント・スピリット賞を2度受賞しています。
スナイダー監督とモクリ撮影監督は、忠実かつ現代的なルックを兼ね備えた『マン・オブ・スティール』を作り上げました。カギとなるリアルさ・現実感を表現するために、撮影はフィルムで行われ、3D化はポストプロダクションで行われることになりました。
撮影中のプロデューサー クリストファー・ノーラン氏(左)とザック・スナイダー監督(右)
Photo:On the set of Warner Bros. Pictures’ and Legendary Pictures’ action adventure “MAN OF STEEL,” a Warner Bros. Pictures release. TM & © DC Comics. Photo by Clay Enos
プロデューサーのデボラ・スナイダー氏は、「クラークというキャラクターは、物語の初め自分がどういう人間なのか分からず、疎外感を感じ居場所を探し求めているのですが、誰もが経験のあるそのような心情を捉えるのに、手持ちキャメラを含め親密感のある映像制作スタイルが良いと監督は考えたのです 」とその背景を語ります。
アクションシーンは“ビッグ”よりもさらに大きく
スナイダー監督は、「スーパーヒーローの世界で、私たち人間の最善の姿を完全に妥協なく形にしたのがスーパーマンなんです。彼は理想そのもので、コミックの世界を越え、あらゆるポップカルチャーに影響をを与える至上の存在と言えます」とコメントしています。
物語は、伝説的なヒーローの起源を描き出したドラマですが、スナイダー監督は「アクションシーンは、心臓がドキドキして椅子の端で身をよじるような、”ビッグ”よりもさらに大きいものにするべきだと分かっていました。私たちはが作っているのは、スーパーマンの映画だということを絶対に見失わなかったです」
『マン・オブ・スティール』(ワーナー・ブラザース映画配給)は、日本では8月30日(金)より新宿ピカデリーほかにて、2D/3D同時公開されます。
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