2013年 7月 18日 VOL.021

コダックでは、著名な撮影監督、監督、プロデューサーにインタビューを行い、モノクロのポートレートとともにお届けするシリーズ企画、「On Film」キャンペーンを1987年から米国をメインに展開しています。インタビューは映像製作者ご自身にフォーカスし、映像業界を志した経緯、これまでのキャリア、作品へのアプローチを含め、映像制作に対する思いを語っていただいています。

 

日本でも昨年からキャンペーン展開をスタートし、これまでに浜田毅氏、町田博氏、藤澤順一氏といった第一線でご活躍中の撮影監督3名にご登場いただきました。今回のメールマガジンでは、その3名の方々のインタビューを一挙にご紹介します。

浜田 毅 氏 (JSC)

「僕達の仕事って、ある種のフィクションを作るための“たくらみ”だと思うんです。どれだけうまく観客をだませるかという。監督とかプロデューサーという主犯と、映画を作ろうとする集合体の中で、自分はその“たくらみ”の最高の共犯者でありたいと思う。

 

撮影って、やることが毎回違うのがこの仕事の一番面白い部分ではあると思う。オペレートの真髄というか喜びというか、覗いた被写体と何かが通い合うときがあって、小さなことだけど凄く面白い。それが醍醐味かもしれないね。

 

撮影監督は、映画制作の中で撮ることの責任を負う立場。作品全体が良くなるために、予算の配分を含め他の部門ともしっかり話す。どう撮ればいいか常に考えている。

 

作品によって予算の大小はあるけど、低予算の作品であっても発想は貧しくしたくない。いつも心豊かに仕事をしたい」

© Photo.Kunst-Atelier ARIGA

<プロフィール>
滝田洋二郎監督の『僕らはみんな生きている』、『壬生義士伝』、崔洋一監督の『血と骨』で日本アカデミー賞優秀撮影賞受賞。また第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『おくりびと』では日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。

 

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町田 博 氏 (JSC)

「ファインダーを覗いているっていうのは、誰よりも先に役者さんの芝居をちゃんと見られるということ。役者さんの生の感情がファインダーから伝わってきて、僕にとってはこんな幸せなことはないですね。

 

映像は、まず役者さんの気持ちを伝えるためにどうするべきかを考えて作っていかなければならなくて、構図を含め、ライティング、美術、そういうものをすべて含めてトータルでコーディネートするのがキャメラマンだと思っています。

 

今はキャメラもたくさんの種類があって、勉強もすることもたくさんありますけど、僕らの基本はとにかく“ものを写す”ということです。本編なら、どうやったら監督の思い通りの画を撮れるのか、CMなら、どう撮れば商品を美しく見せられるのか。どんなに機材が新しくなっても、やっぱり“写す”っていう行為の原点に立ってないといけないと思うんです」

© Photo.Kunst-Atelier ARIGA

<プロフィール>

多摩芸術学園卒業後、’77年東北新社入社。トヨタ自動車、P&G、パナソニックなど多くのTVCMを撮影。サントリー『燃焼系アミノ式』(’03年)、日本コカ・コーラ/ファンタ『そうだったらいいのにな』(’05年)がACCグランプリを受賞。’05年3月より株式会社ティーエフシープラスの代表取締役社長を務める。劇映画では、石井克人監督の『鮫肌男と桃尻女』、『PARTY7』、『山のあなた 徳市の恋』をはじめ、『風花』(相米慎二監督)、『雪に願うこと』(根岸吉太郎監督)など多数。

 

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藤澤 順一 氏 (JSC)

「フィルムはアナログで、現像しないと見られない。だから単純に上がりを見るのが楽しい。恐怖感があり魅惑的でもあり、ドキドキするよね。どう被写体が捉えられて生きているか。

 

“1日時間を置くのか”という言い方をする人もいるけど、そういうのって大事なんじゃないかな。今は何でも現場で解決して、視覚的なことばかりになってしまって想像力がどんどん衰退しているように思う。フィルムの現場って、目で見えないものを想像させるし、フィルムはそういうものをちゃんと反映させてくれる。

 

撮影の現場ではスタッフ全員がワンカットに賭ける。フィルムでもデジタルでも何かを表現するというのは同じで、そこに関わる人間次第で映画は出来ていると思う。僕は、映画は総合芸術だと思っているし、これからもそう思い続けたい」

 

<プロフィール>

鈴木清順監督『カポネ大いに泣く』でキャメラマンデビュー。手塚眞監督『白痴』でカメリマージュ国際映画祭銀蛙賞、長澤雅彦監督『ココニイルコト』で第56回毎日映画コンクール撮影賞、成島出監督『八日目の蝉』で第35回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。

 

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