2015年2月4日 VOL.036

コダック、ハリウッドの大手スタジオと映画用フィルム供給について最終合意

 

2015年2月4日 米国ニューヨーク州ロチェスター発

 

イーストマン・コダック社(以下、コダック)は、ハリウッドの主要映画スタジオ6社と映画用フィルムの供給について最終合意したことを発表しました。この合意によりコダックは、20世紀フォックス、ウォルト・ディズニー、ワーナー・ブラザース・エンターテイメント、NBCユニバーサル、パラマウント ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ各社への映画・テレビ番組製作用フィルムの供給を継続します。

 

コダックCEOのジェフ クラークは次のように述べています。
「フィルムは、これまで長きにわたって培ってきた、そしてこれからも引き続き大切にしていくコダックの文化です。映画製作スタジオの支持を得て、コダックはその比類なき豊かな映像と独自のテクスチャー(質感)を誇る映画用フィルムの供給を続け、映像制作者がその芸術性とストーリーを伝えていくお手伝いをしてまいります」

 

フィルムを基本的な撮影メディアとして存続させることについて、コダックは、有力な映像クリエイター、スタジオ、独立系アーティスト、製作会社や現像所と幅広い議論を展開してきました。そして、昨年7月、大手スタジオがフィルムの存続について映画界で主導的な役割を果たすという意思を表明する運びとなりました。

最終合意に先立ち、オスカー候補作品、『6才のボクが、大人になるまで。』、『グランド・ブダペスト・ホテル』、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』、『インターステラー』、『フォックスキャッチャー』、『イントゥ・ザ・ウッズ』、『リヴァイアサン』、『インヒアレント・ヴァイス』、『ジャッジ 裁かれる判事』など、高い評価を受けた映画がフィルムによって撮影されました。これに加え、2015年の公開が控えている大作、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』、『ミッション:インポッシブル5(原題)』、『バットマン v スーパーマン ドーン・オブ・ジャスティス(原題)』、『ジュラシック・ワールド』、『アントマン(原題)』、『シンデレラ』、『アントラージュ(原題)』、『トレインレック(原題)』などが、コダックフィルムで撮影されています。

 

コダックは本日発表の合意を受け、スマートフォンやタブレットコンピュータ用タッチスクリーン等の成長分野でフィルム生産技術を活かすなど、新しいビジネスチャンスを追求する一方で映画用フィルムの生産を継続していきます。これによりコダックは、撮影用ネガフィルム、ポストプロダクション用の中間フィルム、アーカイブフィルムおよびプリント用フィルムのトップサプライヤーとしての地位を維持することができます。

 

コダックのエンタテインメント&コマーシャルフィルムズのプレジデント、アンドリュー エバンスキーは、次のように述べています。
「大手スタジオの支持を得たことで、クリエイティブ業界は引き続き自信を持ってフィルムによる映画製作を継続していくことができます。私たちは映画製作サイドに、『作品をフィルムで撮影しようと思わせた決め手は何か』という問いをずっと投げかけてきました。

 

その答えは、たぐいまれな深みから独特の粒子構造まで様々ですが、最も多い答えは“ストーリー”でした。製作者はストーリーを自分たちが思い描く通りに伝えるためにフィルムを必要としており、フィルムがストーリーの映像化に重要な役割を担い続けることを強く願っているのです。アーティストはフィルムを使うことによって映画史に残るシーンを創り出すことができます。本日発表した合意は、フィルムの力と、それを支持するアーティストのクリエイティブな考え方をはっきりと示しています」

 

*本ニュースリリースに掲載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※本プレスリリースは米国イーストマン・コダック社より2月4日付けで配信された英文のプレスリリースの日本語訳です。


 

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