2017年 12月 28日 VOL.095

コダックが展開するフィルム・ラボ サービス

コダックは、フィルムによる映像制作のインフラを整備、拡充するため、欧米3ヶ所にコダック・フィルム・ラボを開設し、最新の技術による高品質な現像、スキャニング、グレーディング、修復などの総合的なラボ・サービスを提供しています。また、業界のエキスパートとの提携により、サービスの幅を広げる動きも積極的に展開しています。これらの動きに関連したリリースが発信されていますのでみなさまにお届けします。

コダック・フィルム・ラボ・ロンドン、
英国パインウッドに開設

2017年10月5日、ニューヨーク州ロチェスターおよび英国ワットフォード発:

映画業界を象徴する二大ブランドであるコダックとパインウッドは、コダックの新しい現像施設であるコダック・フィルム・ラボ・ロンドンが英国パインウッドスタジオのケンアダムビルで本格的に営業を開始したことを発表しました。

コダックとパインウッドは、16mm、35mm、65mmのカラーネガティブ フィルム現像を幅広く提供する施設について長期的な提携を結びました。この2年間、フィルムで撮影された映画は興行成績や賞レースで優れた結果を残しており、フィルムは撮影メディアとして力強い復興ぶりを示しました。この流れを受け、映画やテレビにおけるフィルム利用をよりサポートする動きが起こりました。

監督・俳優のケネス・ブラナーはこのように述べています。「大勢の偉大な監督たちがフィルムに戻ってくるのを目の当たりにし、すばらしいことだと思っています。そして、ラージフォーマットの現像機が増えることは、映画界にとって大きな勝利です。デジタルの世界は驚くべきものではありますが、ラージフォーマット フィルムの美しさや奥行き感、感情に訴える力は最高水準のものです」

コダック・フィルム・ラボ・ロンドンは、多数の映画、コマーシャル、プロモーション、アーカイブプロジェクトなどを手がけた豊富な経験を持つ熟練の技術者たちによる専門チームを抱え、10時間で9万フィートを処理できるフォトメック社製「シルバー・スプリンター現像機」を2台保有しています。コダックのケミカル製品を用い、月曜日から金曜日まで、場合によっては週末も、昼夜を問わず稼動します。

コダックのモーションピクチャー&エンタテインメント部門プレジデントのスティーブ・ベラミーはこう述べています。「本物のフィルムで映画を作るプロセスは何にも代えがたく、美しさの面でも感情的な面でもその品質に匹敵するものはありません。ロンドン、ニューヨーク、アトランタやそれに続く新しいラボによって、私たちコダックは、主要な映像制作拠点に最新のフィルム制作のインフラを提供しています」

パインウッド・デジタルは、パインウッドが設立したクリエイティブサービス部門内で運営されており、コダックと協力しながらパインウッドが現在提供しているコンテンツおよびポストプロダクション分野のサービス内容をますます拡大・強化しています。

パインウッドグループのテクノロジー部門ディレクターであるダレン・ウールフスンは、「コダックが最新の映画フィルム現像の拠点にパインウッドを選んでくれて、大変うれしく思います。コダックの近代的なフィルム現像処理技術と、デイリーのワークフローにおけるパインウッドの絶え間ない開発および革新が合体したことにより、考えうる最高の体験をフィルムで撮影する映画製作者に提供できます」とコメントしました。

さらに、パインウッドの映像サービスのグループ長であるジェームズ・コーレスは、「我々はここ2、3年、フィルムで撮影される作品にシングルスキャン、4Kデイリーのワークフローを提供することに大きな投資を行ってきました。当社のデイリーのワークフローを完結するため、撮影所内にコダック・ラボを持つということは、英国内でフィルム撮影する映画製作者がコダックとパインウッドの全面的なサポートを受けられるということなのです」と述べました。

最近の動向として、コダック・フィルム・ラボ・ロンドンでは、ロンドン映画祭で上映される『On Chesil Beach(原題)』と『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の作業を行いました。2017年7月にオープンしたコダック・フィルム・ラボ・ニューヨークでは、スティーヴン・スピルバーグの『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』、オンディ・ティモナーの『Mapplethorpe(原題)』、ジャド・アパトーのHBOシリーズ『The Crashing(原題)』を手がけました。また、3月にコダックが買収して設立したコダック・フィルム・ラボ・アトランタでは、トロント国際映画祭で話題となった『I, Tonya(原題)』とAMCの『ウォーキング・デッド』の作業を行っています。英国および米国のコダック・フィルム・ラボは、映画用フィルムのインフラをサポートするために継続的に行っている企業努力の一端です。

パインウッドのクリエイティブサービスについて
パインウッドのクリエイティブサービスは、映画、テレビ、ゲームの製作を始まりから流通まで管理しています。優秀なチームが、オンセットやニアセット、ロケーションやスタジオを拠点とした初期段階のデジタルサービス(デジタルラッシュ、アーカイブ、ラッシュのグレーディング)、映像の後処理(デジタルインターメディエイト、オンライン配信)、効果音、編集およびミキシング(ドルビーアトモス含む)、キャスティングや40以上の言語の海外向けキャラクターの音声作業、あらゆるフォーマットの保存や修復サービスを提供しています。

パインウッドのすべてのサービスは、特注のデジタルストレージシステム、ワークフロー管理および追跡ツールを通じて、FACT認定環境で提供されます。

コダックのエンタテインメント イメージング部門ついて
コダックのエンタテインメント イメージング部門は、映像や興行業界向けの映画用フィルムおよび関連製品、サービス、技術を提供している世界的リーダーです。
 

コダックとプラサドが英国における総合的なフィルムのデジタル化およびアーカイブのイニシアティブを開始

2017年11月15日、英国ワットフォード発:

コダックとDFT(デジタルフィルムテクノロジー)を所有するプラサド・コーポレーションは、英国市場向けのデジタル化およびアーカイブサービスを提供するための戦略的イニシアティブを共同発表しました。

この発表では、完全なウェットゲート機能を持つScanity HDRをコダック・デジタル・サービス・ロンドンに導入することを見込んでいます。

 

コダック・デジタル・サービス・ロンドンが運営する新施設には、完全なウェットゲート機能を持つ最新の4K Scanity HDR フィルムスキャナーがあり、このタイプは英国で初めて利用可能となります。この新しいスキャナーは、プラサドの系列会社であるデジタルフィルムテクノロジー(DFT)によりドイツで製造され、デイリー、マスタリング、アーカイブフィルム用のスキャニングを、0.5Kから4Kまでの画面解像度で提供しています。安定したスキャニング速度を担保するため、スキャナーは独自のトリプルエクスポージャー技術を採用しています。それにより、濃度の高いフィルムや年数を経たフィルムをスキャンする際の時間とコストの問題を劇的に改善し、破損やたわみのあるフィルムや、ひどく収縮したフィルムなど、細心の注意を要するフィルムにも対応できるよう設計されています。

「この分野の世界的エキスパートであるプラサドと事業を共にし、4Kのワークフローや歴史的価値の高いフィルム遺産の活用といった今日の需要に応えられることをうれしく思います。フィルムから最高品質のデジタル映像をキャプチャーできる最新技術を導入し、顧客の皆様に最善のサービスを提供することが重要です。これは、英国市場やそれ以外の場においても、コダック・デジタル・サービスがアーカイブ事業を促進する大きなチャンスです」とコダックのモーションピクチャーサービスのディレクターであるアントニオ・ラズーラは述べています。

コダック・デジタル・サービスのポストプロダクションプロデューサーでシニアカラリストのダン・クルッセルは、「できるだけ最良の映像を得るため、古いものも新しいものも、フィルムのすべてのフレームには最高品質にふさわしい注意を払います。現在の技術にScanityが加われば、映像制作の需要に合致したさまざまな選択肢が用意でき、どの映像制作者にもぴったりのワークフローを提供できます」と述べています。

コダック・デジタル・サービス・ロンドンは、グレーディングやレビュー用の設備を備えた、2Kおよび4Kのデイリーのパイプラインを含め、さまざまな専門サービスを提供します。現地での物理的な検査や、破損したフィルムのスキャン前の修復にも対応します。速度やテンション、溶剤の供給を調整できるコダックのP-200 フィルムクリーナーでフィルムをきれいにし、古いフィルムや破損しやすいフィルムには特別なケアを施します。検査や目録作成、ストレージもサービスに含まれる予定です。

フィルム製造の世界的リーダーであるコダックは、フィルム現像処理およびその他のフィルムに関連するサービスを提供する高水準なラボ(現像所)を3つオープンしたことを最近発表しました。この2年間、フィルムで撮影された映画は興行成績や賞レースで優れた結果を残しており、フィルムは撮影メディアとして力強い復興ぶりを示しました。それを受け、映画用フィルムのインフラを支えるために継続している企業努力の一環として、ロンドン、ニューヨーク、アトランタにコダック・フィルム・ラボを開設しています。

コダック・フィルム・ラボ・ニューヨークのロビー

プラサド・コーポレーションの国際事業開発部門副社長、アミット・サハイはこう述べています。「プラサドはコダックと提携し、高性能のスキャンサービスをロンドンで提供できることをうれしく思っており、今後はニューヨークとアトランタのコダック・ラボへのさらなる設備導入を発表する予定です。我々のインドの6つの現像所とともに、コダックとは40年以上交流してきました。フィルムの保存、デジタル化、復元のニーズが高まっている現在、コダックとのパートナーシップは世界のフィルム業界にとって重要なものです」

プラサド・コーポレーションについて
60年以上の豊富な経験を持つプラサド・コーポレーションおよび関連企業は、エンド to エンドのポストプロダクションのソリューションを提供するアジア最大級の企業グループです。プラサドは、世界中の15,000本以上のフィルムにソリューションを提供してきました。世界中の設備を通じて、映画、動画、新しいメディアプロダクション、ポストプロダクション、配給、興行に関連するあらゆる分野に従事しています。プラサドは、主要なテレビチャンネル向けのコンテンツをデジタル化しており、アカデミー賞やゴールデングローブ賞受賞作を含む、ハリウッドのクラシック作品400本以上をデジタルで復元してきました。プラサドは長年に亘る優れたサービスにより、インディアン・ナショナル・アワードを20回以上受賞しています。ScanityからSondorまで、ドイツやスイツで製造されたプラサドの幅広い製品群は、世界中の主要なフィルムアーカイブで導入されています。

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