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2024年 2月 21日 VOL.220

三宅唱監督作品『夜明けのすべて』
― 撮影 月永雄太氏インタビュー

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの原作小説を、『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品され、第77回毎日映画コンクールで日本映画大賞・監督賞他5部門を受賞するなど、国内外で絶賛を浴びた三宅唱監督が映画化。人生の様々な瞬間に、何度も思い出してしまうような大切な一本になる、令和時代の新たな傑作が誕生した。(ホームページより引用)


撮影は、『ケイコ 目を澄ませて』で第77回毎日映画コンクール撮影賞を受賞された月永雄太氏。本作で三宅唱監督と2度目のタッグを組み、再び全編16mm、かつ1タイプでのフィルム撮影を実施されました。制作されるうえでのこだわりや現場、スタッフ、仕上げなど撮影全般の裏側をお伺いしました。

16mm撮影を選択された経緯を教えて下さい。

 

月永C:『ケイコ 目を澄ませて』が完成する頃に三宅唱監督が「またフィルムで撮りたい」とおっしゃっていたのを聞いていたため、今作のオファーをいただいた時点でフィルムで撮影することはすでに念頭にありました。予算的な都合もあり16mmフィルムを選択したのですが、台本上ナイターシーンが多く、かなり暗いプラネタリウムの中という設定もあり、光量の少ない環境下だとどうしても16mmフィルムの粒子が際立ちますので、シャープでクリアな映像に慣れている観客にはどう受け止められるか正直不安な点もありました。

フィルム撮影について監督とはどのような打ち合わせをされましたか?

月永C:三宅監督からは、「16mmフィルムの粒子が星空の無数の星のように感じられたら面白いのでは?」という意見をいただき、そのような視点を持ったことがなかったので素直に面白いなと思いました。さらに撮り方、ルックに関しても、会話中心で大きな動きがあるわけでもないので、前回同様、フィックスが中心になってくるだろうけれど、『ケイコ 目を澄ませて』の時ほどタイトではなく、大らかさや風通しの良い画、どこか柔らかさのある印象にしたい、と。それは原作を読んだ読後感に通じるものがあると思いましたし、16mmフィルムの粒子感を柔らかさと捉え、積極的に活かすことでこの物語の世界観を表現できたらと考えました。

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

どのような撮影プランで臨まれましたか?

月永C:作品毎に題材も監督も異なるので、できれば違うアプローチと違う印象の映画にしたいと思っています。ただ、自分の引き出しの少なさなのか、手癖のようなものなのか、技術的には毎回同じことしかできていないような気もしています。撮影スタイルは、ほとんどがフィックスと人物のパンフォローを組み合わせているのみで、自転車のシーンだけはレール移動と、カメラカーでフォローしていますが、それ以外は極めてシンプルです。あくまで感覚の話ですが、三宅監督との作品で限定するならば、『ケイコ 目を澄ませて』はケイコという中心人物をじっと見つめ続けるということを意識していました。一方で今作では、登場人物が二人いたら三人目、三人いたら四人目として彼らの間を見る、彼らを結ぶ会話を聞く、参加するでもなくそこにいるということを意識していました。それが客観的になり過ぎないように、また近過ぎて主観的にも主体的にもなり過ぎないように、ただ近くでキャメラで見守る。二等辺三角形のように少し離れたところから二つの点を見る、というような感覚です。
 

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

撮影された期間、ロケーションなどを教えてください。

 

月永C:撮影は2022年の11月から12月にかけて行われ、撮影実数は32日間です。物語の舞台として、三宅監督が高低差のある街をイメージしていたので、メインの登場人物二人が、電車や自転車、または徒歩でも家と職場を往復できるような距離感の街並みとして東京都大田区が選ばれました。その中でも西馬込周辺は上り坂と下り坂が至るところにあり、うねるような立体的な街感がとても魅力的でした。ロケはもちろん、ロケセットも可能な範囲で大田区内に設定し、二人の住まいも実際に大田区で撮影されました。いくつか物理的に撮影できないところは改めて関東近郊まで範囲を広げて探してもらいました。特にメインとなる会社の栗田科学はなかなか良い物件が見つからず、かなり難航しましたが、準備期間のリミットギリギリのタイミングで埼玉県東松山市に栗田科学を作り込めそうな空き事務所が見つかりました。最初に見に行った時、郊外にあるその物件の表まわりと大田区の街並みとのマッチングがあまりよくないため、正直第一印象はあまりよくありませんでしたが、中に入ってみると事務所内の作りがとても面白く、階段を上がった2階部分に事務所スペースがあり、さらに1段上がった奥にガラス貼りの小部屋(元は社長室?)、その奥に作業スペースがある作りで、ここを栗田科学として飾り込めるならばとても面白くなるのではないか?と皆の意見が一致しました。映画を観ていただければわかりますが、栗田科学のメンバーと同じくらい、この建物自体の構造がこの映画の顔となっていることに気づくのではないでしょうか。この場所を探し出してくれた制作部と、がらんとした空き物件のどこにキャメラを向けても活きた空間にまで飾りこんでくれた美術、装飾部の仕事ぶりは素晴らしかったです。

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

撮影はどのように進んでいきましたか?

 

月永C:クランクイン前に三宅監督からのリクエストとして段取り(現場リハーサル)に多くの時間を割きたいと言われていました。全体のスケジュールで事前に段取りの時間を多めに設定してもらい、スタッフもできるだけ最少人数で立ち会うことにしました。特に、上白石萌音さん(藤沢さん)と松村北斗さん(山添くん)の二人のシーンでは、芝居のテンション、セリフ、その時の座り位置、立ち位置、歩く動線などその場所で試せる色々な組み合わせを二人と相談しながら三宅監督は探っていました。山添くんのアパートのような特に狭い室内では、俳優部以外のスタッフは三宅監督と私だけ、という状況も多々ありました。当然、各部のスタッフも確認、準備作業があり見ないといけないので、動線とキャメラポジションが固まってきた段階で他のスタッフも中に入ってきてもらい、あらためて一度だけ段取りを行い確認する、という流れでした。監督が俳優部とできるだけリラックスして芝居と空間づくりをしている様子を静かに見守る時間が、キャメラでも同じようにそっと見守る視線を獲得するための手助けになったのかもしれません。クランクイン前に監督は、シンプルなカット割り、できるだけ会話シーンでのカットバックも減らしたいとおっしゃっていましたが、現場に入って芝居を見ながら段取りを重ねていく中でさらにカット割りが減っていった印象でしたし、編集でもさらにカットが減っていきました。

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

『ケイコ 目を澄まして』と同様、本作もVISION3 500T 7219の1タイプで撮影されました。

 

月永C:やはり使い慣れているということと、プラネタリウムの中の暗闇を極めて低照度でコントロールしないといけない可能性を考えて高感度の500Tを使うことにしました。それを基準に全体のトーンを揃えるためデイオープンも500Tで撮影しています。

そのプラネタリウムの暗闇のシーンは、どのように撮影されましたか?

月永C:今回の撮影に使われたプラネタリウムは、主に学校や施設などを巡回するために利用される移動式のドームが選ばれました。プロジェクターで星空を投影するために全体が白い幕(スクリーン)で作られていて、ゆで卵を半分に切ったような白いドームは簡易に運ぶことができるように骨組みが一切なく、送風機で中に空気を送り続けることで立ち上がっています。ドームの中の大きさは直径10mで、外から見た印象よりも広く感じ、暗闇になるとさらに広がりを感じます。ただ撮影するとなるとやはり狭く、視界をほぼ全て覆う白いスクリーンはどこにライトを向けても光が拡散して、全体に光が回ってしまうためライティングが難しそうなことがわかりました。光量的に人物のお芝居と星空を同時に撮ることは難しいのはわかっていたので、頭上を覆う星空はCGでフォローすることは決まっていました。ならば どこかスタジオか広い場所に暗幕、又はブルーバックを設置し、合成前提で撮る方が作業効率もクオリティーも上がるのでは?という案もありましたが、ドーム内で撮れるもの、そこで芝居してもらうことを優先し、全て実際のドームの中で撮影しました。全員入っての撮影は不可能だったのと、撮影時はコロナ禍でもあったので、最少人数のスタッフと、事前に決めた人物配置図とカット割りをもとに、俳優部には事前にプラネタリウムを鑑賞してもらった上で、ブロック毎に入ってもらい撮影していきました。

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

照明の秋山恵二郎氏とはどのように連携されましたか?

月永C:秋山さんとは、この作品の前にドラマと映画の2本でご一緒していたので、照明については基本的にはお任せしていました。フィルム作品での技師は、短編作品以外では初めてとのことでしたが、関わった多くの作品からの経験値とフレキシブルな対応力にかなり助けられました。特に栗田科学の事務所は大きな窓に囲まれていて、低い角度からの冬の光が直接差し込みます。とてもキレイなのですが、その分、前後の時間帯で光の状況や明るさ、色味が大きく変わります。刻一刻と変化する光に対応するのは大変ですが、秋山さんと照明部チームの迅速な動きにより、その時の自然光を最大限に活かしながら、時には大きなライトで再現してもらうことで、様々なバリエーションの光を写し撮ることができました。物語の中で語られているように「地球の自転による光の変化」というのは、この作品の視覚的なテーマの一つでもあったので、色々なところで秋山さんは何かしらの光を仕込んでいました。時にその光は揺らぎ、動いています。私も毎シーン、次はどこにどんな光を仕込むのだろうと楽しみにしていました。

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

月永C:ナイターオープンに関しては三宅監督から「星空のような夜の街灯り」というオーダーのもとに、大きなライトでフラットにローベースを作るのではなく、小さなライトを画面内にランダムに配置してもらいました。それは背景に当てて立体感を出すためや、人物を照らすことが主な目的ではなく、星のような点光源をいくつも画面内に写し込むためでした。さらに通常は、人物まわりだけを照らす方がはるかにセッティングも楽ですし芝居や表情は見やすいのですが、三宅監督の「人は暗いところだからこそ、できる話がある」という言葉に、時には暗闇に姿や表情が埋もれてしまっても、その分、声が引き立つことを意識して、闇は闇のままにメリハリのあるライティングを心がけてもらいました。

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

撮影部はどのような編成でしたか?

 

月永C:撮影助手は三人です。撮影期間中、撮影部のひとりが休みを取らないといけない日があり、急なこともあり応援を呼ぶ時間もなかったため、チーフの高橋草之輔君が二人分の作業を担ってくれて、その日の撮影を止めることも遅らせることもなく対処してくれました。現場を滞りなく進行させる存在として経験豊富なチーフの重要性を改めて実感しました。極端な話、不意にキャメラマンが参加できなくなったとしてもキャメラを回すことができる経験値もありますし、かつてサードもセカンドも経験しているわけですから、オールマイティーな一番要のポジションです。ただデジタル撮影の現場や人件費削減の影響で、昨今チーフを呼べない現場も増えていますが、危機管理と技術の継承という意味でも今後も必ず必要なポジションだと思っています。とにかく、撮影部高橋君、村上拓也君、岡本花梨さんには大きなトラブルもストレスもなくフォローしてもらい、とても助かりました。

Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

現場で特に印象深かったエピソードがあれば教えてください。

 

月永C:藤沢さん(上白石さん)が自宅アパートのベランダに出て外を見るというシーンを撮った日のことです。晴れを狙っていたシーンだったのですが、あいにくの曇りでスケジュールの都合もありその日に撮らないといけない状況でした。天候も回復を見込めないので、ベランダに出た藤沢さんのバックショットの引きとバストショットの2カットを泣く泣く曇天で撮り終えました。その時、衣裳の篠塚奈美さんとヘアメイクの望月志穂美さんが私のところに来て「普段はこんなこと言ったことないんだけど。。。藤沢さんのカット、晴れで撮り直せないかな?」と言ってくれました。驚いたと同時に、とてもありがたかったです。リテイクしたいと言い出すことはどの部署のどの立場であってもとても勇気が入りますし、何よりいいものを残したいという、チームが同じ方向を向いていなければ出てこない意見だからです。常に現場の最前線にいるとカメラまわりの空気はわかっても、後方で準備しているスタッフや待機している俳優部の空気までは察することはなかなかできません。でもその一言で、とてもいい空気が流れていることが感じられました。後日、各部各所の調整、協力のもと、上白石さんの2カットを晴れで撮り直すことができました。予告編でも使われている、晴れて抜けのいいカットは、物語上重要なカットになっているはずで、篠塚さん、望月さんの申し出がなければ撮れていなかったのでとても感謝しています。

仕上げのワークフローについて教えてください。

月永C:現像はIMAGICAエンタテインメントメディアサービスで、すべてノーマル現像です。16mmのネガからのダイレクトスキャンでCineVivo®で4Kスキャンしています。

グレーディング作業ではどのようなことを意識されましたか?

 

月永C:カラリストはIMAGICAエンタテインメントメディアサービスの高田淳氏です。前回の『ケイコ 目を澄ませて』でとてもいいルックを探ることができたと思っているので、良き点は引き継ぎつつ、異なる点、変える点はあるとしたらどこか、というところから話し始めることができたので、今回もスムーズに作業が進みました。前回同様、撮影時のフィルターワークは何もしていないので、自然な印象を第一に、色を作り込み過ぎないことと色を転ばせないことを意識していました。物語は冬を中心にした設定ですが、寒々しい冬の雰囲気を色やトーンで作ることはあえてせず、冬の色温度の低い太陽の色はどの時間帯であっても自然と暖色系に転ぶのでなるべくそれを活かしました。とても抽象的な表現ですが、寒い冬の暖かな陽だまりをイメージしていました。

それは前作とは異なる方向性だったのでしょうか?

 

月永C:『ケイコ 目を澄ませて』の時はフィルムのもつ柔らかさを活かしつつ、どこまでメリハリ、力強さをつけられるかが一つのテーマとしてありました。今回はどちらかと言うと、逆にフィルムのコントラストを活かしつつ、どこまで柔らかさを残せるか、ということを心がけました。『ケイコ 目を澄ませて』では暗い部分、ローの見え方にこだわりましたが、今回は、明るい部分、ハイの見え方を意識しました。先ほども上げた栗田科学の建物には直接朝日や夕日が差し込みますが、それはかなり強く硬い光で、デジタル撮影であったならば飛んでしまうか硬すぎるかで雰囲気が出ない可能性もあります。フィルムから上がってきた素材は光の強さはそのままでありながら、輪郭が滲むような柔らかさを持っていて、ある程度コントラストの強いLUTを当ててもハイライトにニュアンスが残っていました。光の存在を感じさせることができるのがフィルムの強みでした。
 

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Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

試行錯誤されたというプラネタリウムのシーンは、どう仕上げられましたか?

月永C:作品全体を通して素材の持つ自然な色味を意識した一方で、プラネタリウムの中は作り込んだ色にしています。設定上、徐々に星空から暗い夜が明けていくように見せるため、明るさを変化させる必要がありました。ただローキーから明るくしていくだけでは、単にプラネタリウム内の客電がついたようにしか見えないため、キャメラテストで様々なライトの色味を試しました。普段は青みがかったナイターは良い具合に作れないので極力避けているのですが、今回はプラネタリウムの中という作り込まれた設定ということもあり、フェイストーンに注意しながらいつもよりやや強めにブルーのライトを効かせました。このシーンは編集次第でカットの並びもタイミングも変わってくることもあり、現場では色味も明るさもそこまで追い込むことはせず、グレーディングで最終調整することにしました。編集上は暗いプラネタリウムの中と明るい外のシーンバックになっているため、観ている観客の目が明暗差に追いつかなくなります。明るいところはより明るく、暗いところはより暗く感じてしまうため、バランスを取るために外は設定より少し暗く、中は少し明るめに調整しました。そしてプラネタリウムの中を原作単行本の表紙のようなブルーを目指して色をのせていき、そこから夜明けに向けてサーモンピンクのような朝焼け、補色に近い逆の色味まで一気に変化させるイメージで色をのせていきました。

最後に、フィルム撮影を選択して良かった点を教えてください。

 

月永C:特に夜において、実際の街明かりや至るところに仕込んだライトの点光源が全て柔らかく表現され、白い光源の輪郭がオレンジに滲んでいる様はまさに16mmフィルムの持つ特性そのものです。光源の中心は飛んでしまって情報がなくなっていたとしても、オレンジに滲んだ周辺の輪郭と粒子が柔らかく目に見える形で存在し、光そのものを表現できたことで16mmフィルムを選んだ甲斐があったと感じました。この映画ならではの「星空のような夜の街灯り」を表現できたのではないかと思っています。
 

(インタビュー:2024年1月)

 PROFILE  

月永雄太

つきなが ゆうた

1976年生まれ。1999年日本大学芸術学部映画学科卒業。2011年、撮影を手がけた青山真治監督『東京公園』と真利子哲也監督『NINIFUNI』の2作品が第64回ロカルノ国際映画祭にて上映された。2018年、沖田修一監督作『モリのいる場所』で第73回毎日映画コンクール撮影賞を受賞。2020年、3大国際映画祭(カンヌ国際映画祭・ヴェネツィア国際映画祭・ベルリン国際映画祭)に次ぐ水準の知名度を持つ、第68回サン・セバスティアン国際映画祭オフィシャルコンペティション部門にて、佐藤快磨監督作『泣く子はいねぇが』で最優秀撮影賞を受賞。三宅唱監督作『ケイコ 目を澄ませて』で第77回毎日映画コンクール撮影賞、第45回ヨコハマ映画祭 撮影賞受賞。その他数々の作品で撮影を務める。

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 撮影情報  (敬称略)

『夜明けのすべて』

 

監督   : 三宅唱
撮影   : 月永雄太
チーフ  : 高橋草之輔 
セカンド : 村上拓也
サード  : 岡本花梨
照明   : 秋山恵二郎
カラリスト: 高田淳
キャメラ : ARRI SR3
レンズ  : ZEISS 9.5, 12, 16, 25,50mm T1.3  ZEISS 11-110mm T2.2
フィルム : コダック VISION3 500T 7219
現像   : IMAGICA エンタテインメントメディアサービス
企画・制作: ホリプロ
制作プロダクション: ザフール
製作   : 「夜明けのすべて」製作委員会
配給・宣伝: バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース 
公式サイト:
https://yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp/
Ⓒ 瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

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