
2015年11月6日 VOL.039
コダック、スティーブ・ベラミーを映画・エンタテインメントのプレジデントに任命
戦略的な登用はコダックの映画用フィルムへのコミットメントとエンタテインメント分野での意欲的な成長を示す。
2015年10月6日
ニューヨーク州ロチェスター発
コダックは、映画・エンタテインメント部門の新たなプレジデントにスティーブ・ベラミーを任命したことを発表しました。ロサンゼルスを拠点とし、クリエィティブな支援活動への取り組み、パートナーシップや新しいビジネスモデルの創造、エンタテインメント産業へのコダックブランドのソリューション展開を通し、ベラミーはエンタテインメント産業のクリエィティブな著名人やビジネスリーダーたちとコダックとの関係を成長させ、深めることに責任を持ちます。

一連の起業家であり、受賞歴を持つメディアクリエイターでもあるベラミーは、「ザ・テニス・チャンネル」、「ザ・スキー・チャンネル」、「ザ・サーフ・チャンネル」、そして「ザ・スケート・チャンネル」といったテレビジョン・ネットワークを創業してきた真にクリエィティブなエグゼクティブです。また、映画と音楽を愛し、両方のメディアで多くの作品を創造してきたクリエイターでもあります。彼が脚本家・監督を務めた映画は、アムステルダム、カナダ、メキシコ、米国といった世界40以上の映画祭で賞を獲得しています。自身としては、ラスベガス国際映画祭を含んだ6つの最優秀監督賞を得ています。これまでにトータル1万時間以上のコンテンツ製作に関わってきました。さらに、作曲家、レコーディング・アーティストとして国内ツアーを行い、商業ラジオでシングルを発表しています。彼の作品は繰り返し映画やテレビで視聴されています。最近の6年間はアクション・スポーツ・ネットワークス社のCEOを務めており、今後も同ビジネスの会長職を継続します。
映画製作者のJ・J・エイブラムス氏は、「コダックがフィルムを存続させ、良好な状態を持続させるとコミットしたことに興奮するとともにホッとしています。映画製作の世界でフィルムが利用可能な選択肢のままであることは本当に望ましいことだと感じます。スティーブ・ベラミーは、この優先事項の実現を助ける理想的な才能です」と語りました。
コダックにおいてベラミーは、エンタテインメント&コマーシャルフィルムのゼネラル・マネージャーであるアンドリュー・エバンスキーとともにハリウッドの映画・テレビスタジオ各社とのより深い関係を築くことに取り組みます。二人はコンシューマー&フィルム事業部のプレジデント、スティーブ・オバーマンの指揮下に属します。
オバーマンは、「コダックは広範囲な産業にイノベーションをもたらすことでけん引されています。スティーブ・ベラミーは我々がエンタテインメント産業に優れた創造的なソリューションを実現させる手助けをするでしょう。スティーブは創造力、業界での経験、そして起業家としての成功といった組み合わせを我々のビジネスにもたらします」と述べています。
エバンスキーは、「フィルムはコダックの文化に不可欠なものです。我々はこのビジネスを成長させる手助けをするために合流したスティーブを心から歓迎します。スティーブのエンタテインメント産業での実践的な経験は我々が映画用フィルムに新しいチャンスを見出す手助けとなるでしょう」と述べています。
コダックのCEO、ジェフ・クラークは、「これはコダックにとって大きな成功です。彼の人脈や才能ある人たちとの交流、そして映画への愛情は、コダックの伝統ある事業部が次の章に進むために必要な陣頭指揮をスティーブが執るにふさわしいことを物語っています。我々がこの話をした最初の映画製作者たちは、彼がコダックに加わることに熱狂しています」と述べています。
ベラミーは、「コダックブランドは映画ビジネスにおいて象徴的なものです。私の主たる目標は、フィルムで撮影し続けたいと思っているアーティストにとって、フィルムが実行可能で合理的な選択肢であり続けることを確実なものにするということです」と語っています。
P R E S E N T
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